Connecting the dots

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う政府の緊急事態宣言を受け、自宅自粛をされている方が多いこの状況下で、自宅でお酒を楽しむ時間が増加いるのではないでしょうか。

酒類販売のカクヤスが発表した3月の売上高は、飲食店などの業務用が前年度月比で3割ほど落ち込む一方、7.8%増加しているそうです。理由は、テレワークなどによる「巣ごもり需要」が増えたためと言われています。

飲み会で誰かしら頼む、ハイボール

今回は、お酒好きの私が日本人の間で定番となっているお酒『ハイボール』のヒットの秘密について探っていきたいと思います。

今や、飲み会にハイボールは定着し、ハイボールを一杯目から頼む光景もよく目のあたりにします。アルコールは飲みたい、けど、健康を気にしたい、そんな人はビールの代わりにハイボールを頼むこともよくありますよね。

ハイボールは日本人の中ではもう定番となっているアルコールの飲み物ですが、海外では『ハイボール』という単語やウイスキーのソーダ割りは文化として浸透していません。ウイスキーをストレートかロックで飲むことが一般的なのです。

ウイスキーはロックで飲むもの

では、なぜ日本でハイボールが流行るようになったのでしょうか。私の記憶ではハイボールが流行ったのは最近の様な気がします。

1983年をピークに急激に縮小してきたウイスキー市場。
2007年には販売量ベースで6分の1まで落ち込み、ウイスキー市場はハイボールがヒットするまでに大低迷。「おやじ臭い」「飲みにくい」「食事にあわないといった」悪いイメージも定着し、20~30代の若者がウイスキー離れをしていました。

新しい飲み方の提案。ハイボール誕生

そんな状況下の中、ウイスキーの起死回生を図ったのがサントリーです。
ウイスキーを売り出すのではなく、その時代に合った新しい飲み方を提案することにしたのです。低アルコール飲料が台頭し、若者のビール離れ始まっている時代に、食事を邪魔せず飲める『ハイボール』を提案しました。

簡単には浸透しない文化

ウイスキーもビールやチューハイのようにごくごく気軽に飲んでもらえるよう、自社開発の「角ジョッキ」を一緒に提案しましたが、ハイボールの文化が浸透していない為、居酒屋へ提供スタートしても、売れない、作るのが面倒などの意見あり、なかなかうまく浸透しませんでした。

失敗をすぐに生かす

そこで、作り方や味を伝えていこうとシフト。
ハイボールの細かな作り方のマニュアル化、誰でもハイボールを作れるサーバーの設置などの地道なプロモーションを展開しました。若者の好みであるアルコール度数まで細かく分析し、ハイボールを改良したのです。

居酒屋さんでハイボールのセミナーを行うことによって、徐々に居酒屋や飲食店でのハイボールの出荷が増加しました。
この頃、皆さんが見覚えのあるCM、小雪さん主役の「ウイスキーが、お好きでしょ」で一気に加速し、国民的アルコール飲料としてヒットしたのです。

1メーカーが日本の文化を変える

2008年にスタートした「角ハイボール」復活プロジェクトは、翌年に17%の市場拡大に貢献。サントリーのウイスキー新プロジェクト「ハイボール」が大きくウイスキー業界を動かしたのです。

時代の流れをしっかり見極め、地道なプロモ―ション活動や消費者目線の意見を常に取り入れるという企業努力によってハイボールという文化は日本に定着していったのですね。

最後に…

お酒好きな私にとって、サントリーさんがハイボールを誕生させたことは感謝しかないです。ご飯とも合い、飲みすぎてもカロリーが低いので罪悪感がない(笑)
いつもお世話になっております。


ただし、、、
現状、自粛期間中でお酒を飲む機会が多くなっておりますが、専門家の方が深酒の問題に警鐘を鳴らしていますので、くれぐれも飲みすぎにはご注意を。

適度にお酒を楽しみ、おうち時間を充実させましょう!!!

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