こんにちは。
今回は私が高校生時代に勤めていた山崎パンのアルバイトについて紹介します。
「激務である」とか、「離職率が高い」とか色々言われていますが、本当にそうなのでしょうか?
そのあたりに関しても実体験に基づきながら紹介します
山崎パンのアルバイトを始めたキッカケ
私が山崎パンのアルバイトをやろうと思ったきっかけは、
友人の紹介です。
友人と一緒に始めよう!となったのがキッカケです。高校ではアルバイトが禁止だったため、恐る恐る始めなくてはなりません。
しかし、工場であれば先生と遭遇することないからいいな!と思っていましたし、初めてのアルバイトは不安もあったので、それをすぐに友人と出来るという状況が嬉しかったのを覚えています。
ただ、それだけではなく、他の理由もありました。
それは、、、
「山崎パンのまかない」が無料で食べられるんです!
個人的にはそれが一番アツかった記憶があります。お金がないなか、仕方なく購入していたパンですが、それを無料で食べ放題なんて!!
「天国のバイトじゃん!!」
と思っていました。。。。
始める前までは、、、
激務ってホントなの?
あくまでも主観にはなりますが、、、
結論、激務です!!
というのも、激務にも色々ありますが、イメージとしては、単純作業とひたすら立ち仕事、パンや果物の環境に合わせた温度設定の部屋に長時間といった意味での激務です。
たまに、社員の方から怒鳴られている方もいますが、サボっていたなどのレアケースなので気にしなくても大丈夫だと思います。
社員は元ヤンのような出で立ちの方が多いので、怒られると怖いです。しかし、歯向かわなければ怒られることはないので、言われた指示通りに従うのが良いでしょう。
私の場合は工場の機械の音がうるさくて、何度も指示を聞き返していたら怒られました(笑)
そんな激務の勤務が一段落し、お昼休憩になります。お昼は食堂で食べるのですが、そこでは山崎パンが大量に棚に配置してあります。
その中の商品は食べ放題なんです!持ち帰りは禁止されていますし、さらに、春のパン祭りのようなキャンペーンのシールもはがされてなくなっています。
ここで質問です。
あま~い匂いの漂う工場の中に長時間いて、お昼ご飯に甘いパンを食べる気になるでしょうか?
正解は「なりません!」
食い意地を張れば食べれなくはないですが、オススメはしませんし、保存料が多く使用されているため、健康には良くないでしょう。
私のように賄いが無料だからと食い意地を張ってアルバイトを始めない方がいいってことですね。
ちなみに、食堂ではパンしかないのではなく、しっかりと和食の定食や、ラーメンなどもあります。なぜかは分かりませんが、無性にカップラーメンが食べたくなる感じがします。
これは私の友人も言っていました。
アルバイトをされる方は、食費も少しばかりかかると思っておいてください。
業務内容について
業務内容としては、うろ覚えですが、パン生地作成の工程、パン生地、ケーキの生地を焼く工程、仕上げの工程、フルーツ系などがあった気がします。
こまごましたのだと、ゴミの運搬作業みたいなのもあります。
パン生地作成の工程は作業をしたことがないのでなんとも言えませんが、
基本的には、その食べ物に適した温度のところに人が行く
といったイメージです。
焼き工程では、半そでの作業着ですし、フルーツ系ではベンチコートを着て、マスクをして、ビニール手袋をしながら作業します。
例えば、
イチゴのヘタ取りを永遠に行う
バナナの房を化学物質がドボドボに入っているプールみたいなところから取り出し、1つずつにカットしてレーンに並べる
ケーキのスポンジの部分(座布団くらい大きいサイズ)の下に手を入れて、ひっくり返す作業(傷つけたらやり直し)
大福の皮を一枚ずつレーンに乗せ続ける
などといった一度覚えれば頭を一切働かせずにできる作業があります。
「簡単そう(笑)」
と思った方もいるのではないでしょうか?
実際に簡単ですが、これを30分もやっていれば意識が朦朧としてきます。これを3時間くらいぶっ続けでやります。基本的にレーンはずっと動いているので、そのペースに合わせる必要があります。
自分だけ、自分ペースでなんて考えていると死にます。
歯車の1ピースなので、どこかが止まると下流の工程の方の作業もストップします。
レーンが止まる=誰かがやらかした
ということになるんです。作業を引き継がれたときなど、なかなか緊張しますが頑張りましょう。
以上が山崎パンのアルバイトの話です。興味を持たれた方は是非やってみてください。良い社会勉強になると思います。